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本年6月23日、東京高等裁判所第1刑事部は、菅家利和氏に対する再審を開始する決定を下した。既に、極めて高い精度を持つDNA鑑定に基づき、被害者の着衣に付着した体液と菅家氏のDNAは一致しないとの鑑定結果が出されており、本件決定は当然の結論である。 |
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しかしながら、本件決定では、菅家氏が逮捕され有罪判決の根拠となった警察庁科学警察研究所が行ったDNA型鑑定が明確に誤りであるとは指摘されていない。更に、菅家氏の有罪判決の根拠となった菅家氏の捜査段階および第1審公判における自白についても明確に信用性がないとは認定されていない。これらの点については、極めて遺憾であると言わざるを得ない。 |
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今後、宇都宮地方裁判所で行われる再審公判においては、このような事態を二度と引き起こさないためにも誤判を招いた原因を究明すべく、科学警察研究所担当官により誤ったDNA鑑定がなされた経緯や菅家氏に虚偽の自白を強要した取調べの状況等についても審理を尽くすべきである。その上で、菅家氏に対して無罪判決を下すように求める。 |
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当会は、上記の点について審理が尽くされ、菅家氏が完全な無罪判決を勝ち取るまで、支援を行うことを改めてここに表明する。 |